姿勢と脳の健康~全ての人にとって大切な姿勢の神経学的影響 | ドクター・ギブソンのブログ - ネオセルプラス|脳への必須栄養素ト

姿勢と脳の健康~全ての人にとって大切な姿勢の神経学的影響 | ドクター・ギブソンのブログ

背すじをまっすぐに伸ばして立ちましょう。
両肩を後ろに引いて、胸を張り、頭を上げましょう。
子供であれば、皆このような指示をよく耳にしますが、
このことが神経学的機能や健康、幸福、長寿に
どれくらい直接的に影響するか
真に理解している人はあまりいないでしょう。

 

また正しい姿勢は、
その人の知性や魅力に対する第一印象を
決定する重要な要因となります。
まさにその通りなのです。
人は姿勢から、その人がどれくらい賢く、
どれくらい魅力的なのかを無意識に判断するのです。 

悪い姿勢に苦労しているのはあなただけではありません。
100年前には人口の
およそ15%が姿勢に深刻な問題を抱えていました。
かつてはあまり見られない問題でしたが、
スマホやパソコンが広く使用される現代では、
その割合は80%と世界的な問題となっています。
ミレニアル世代においては
97%という驚くべき数字に達しています。
残念ながら、悪い姿勢が及ぼす破壊的な影響は
ほとんどの場合、長期間にわたる損傷を受けるまで
気づかれることがないのです。

正しい姿勢は気分や気持ち、活力、呼吸、睡眠、
心臓、腎臓、肝臓、消化、動作、痛み、運動能力に
影響を与えます。
全てに繋がるのです!
姿勢は素晴らしい健康と幸福のための重要な構成要素であり、
改善するためにあらゆる努力をする価値があるものなのです。
改善するためにまずは、全体像を理解する必要があります。 

脳は主に、脊椎と神経を通して
健康に関するあらゆる情報の伝達や調整、制御を行います。
毎秒数億の信号を送り、時速170マイル(約274㎞)の速さで
体の7京個の細胞の全機能に指示を出します。
姿勢が悪いと、脊椎の周囲にある神経が曲がり、
圧迫されます。
そして時間の経過とともに、脊椎の炎症や関節炎、
変性が引き起こされ、衰弱し慢性化へと繋がります。 

幸いなことに、この全ての損傷は予防が可能で、
修復が可能なものもあります。
私の75歳の患者を20歳に戻すことはできませんが、
脊椎や神経への10~20年分の損傷を
回復するための方法を教えることはできます。
現在最高齢の私の患者は105歳ですが、
彼は完璧な姿勢を保っており、
脊椎に退行性変化はほぼありません。
これは100歳以上の他の患者でも同様です。
彼らは皆、精神的にもお元気なのです。
定期的なカイロプラクティック治療と
身体に良い食事、ストレッチや
運動を取り入れた生活スタイルにより、
正しい脊椎の位置と機能を維持しているのです。 

脊髄は、最も太い部分でおよそ親指ほどの太さですが、
何兆という個々の神経線維で構成されています。
そのうちのおよそ3%のみが痛みと何らかの関係があります。
しかし痛みは、人が姿勢に問題があると
考える手段の一つでしかないのです。
他の97%は何をしているのでしょうか?
あなたを生かしているのです。
神経はただスイッチをオン/オフするだけではないのです。
むしろホースから流れ出る水のようなものなのです。
ホースの上に足を乗せれば、流れ出る水は少なくなります。
植物に与える水が
徐々に少なくなっていく様子を想像してみてください。
すぐに枯れてしまうことはありませんが、
成長が止まり、活力が減退し、
より病気にかかりやすくなってしまいます。 

悪い姿勢によってもたらされる身体的影響

椎骨や関節の歪みや硬くなった関節と筋肉は、
関節の可動範囲を狭くします。
例えば、弱い腰の筋肉と硬く縮まったおしりの筋肉により、
上半身は前方へ引っ張られ、
弱い上背部の筋肉と硬い胸筋により
肩が前方に引っ張られ、姿勢が崩れます。 

筋力はさまざまな形で
バランスに影響を及ぼします。
背中、脇、骨盤、腹部、臀部のインナーマッスルは、
上半身と下半身の間の頑丈で重要なつなぎ役となります。
インナーマッスルが弱いと、姿勢が前かがみになります。
つまり、体が前方に傾いてバランスが崩れます。
下腿筋が強ければ、安定して立っていることができます。 

バランスを改善するには
反応の良い筋肉も必要となります。
通常の体幹トレーニングとともに、
バランスボードや、バランスをとるために
必要な能力を鍛えるトレーニングに挑戦してみてください。
片足立ちだけでも、
新たなチャレンジの良いスタートとなるでしょう。 

バランスに特化したトレーニングは、
硬くなった筋肉を緩めるうえで重要で、
伸ばす力を形成する運動により、
正しい姿勢やバランスの問題に対処します。
バランストレーニングの前と途中で、
簡単に姿勢をチェックしてみることで
普段の運動の効果がさらに高まります。
インナーマッスルの強さと柔軟性を高めることで、
数週間で目に見えて姿勢の改善がみられるようになります。 

良い湾曲 

スマホやパソコンにより首や背中の上部は
ダメージを受けます。
また、座りっぱなしの生活習慣は
骨盤に大きなダメージを与えます。
私たちの体は脊椎がアーチもしくは
カーブを描くようにできています。
アーチが広がりすぎているという場合もありますが、
長時間座りすぎると、
体に良くない平背型の姿勢となる可能性があります。 

メンタルヘルスと姿勢 

前かがみの時、あなたは身体的に、
また精神的にどのように感じるか考えてみてください。
次に、胸を張って堂々と真っすぐ、
元気に立っている時には
どのように違って感じるかを考えてみてください。
研究によれば、姿勢はほぼ瞬時に気分と
脳の機能に影響を及ぼすことがわかっています。
何が起きているかを示すある簡単な事例を挙げます。
パソコンの前に座っている時、
人の頭がどれくらい前方に傾くのかを見てみましょう。
3㎝前方に頭が傾いただけで、
人間の脳に送られる血液と酸素の量は20%少なくなります。
そうすると反応が鈍くなり、疲れ、
脳作用に警戒が発信され始めます。 

スーパーマンを思い浮かべてみましょう 

パワーポーズは、前かがみではなく、
肩を後ろに引いて大きく胸を張った良い姿勢です。
顎を上げ、手を腰に当て、胸を前に突き出します。
パワーポーズはただポーズをとっているだけではなく、
ホルモンの分泌を促します。
スーパーマンのポーズは、
コルチゾールやストレスホルモンを減らし、
テストステロンやエネルギーを増加させます。
ある研究では、記憶の向上や
スピーチを行う際のパフォーマンスの向上がみられました。
一日たった2分スーパーマンのポーズをとるだけで、
脳や自己肯定感に良い影響を与え、
一日を通して全身の姿勢の良い状態が保たれます。 

猫背と脳 

その逆もしかりです。
悪い姿勢が与える悪影響に関する研究では、
猫背になると、気分の抑制作用を有する
化学物質が放出されることがわかっています。
猫背で前かがみな姿勢になると、血圧や脈拍の数値は、
気分や自己評価、ストレスレベルを判断するための
一連の任務を終了した状態のものとなります。
前かがみの人はそうでない人よりも、
恐怖心や敵対心を抱きやすい、イライラしやすい、
無口、動かない、消極的、ぼんやりとしていて眠そう、
元気がない、といったことが報告されています。
良い姿勢は、自己評価の高さとともに、
社会不安や否定的感情の少なさとも関連していました。
さらに良い姿勢の人は、
猫背の人よりもより強いパルス応答が見られました。 

では、良い姿勢とは何でしょうか? 

良い姿勢とは、脊椎の正しい配列を指します。
座っている時、立っている時、寝ている時、
動いている時全てに当てはまります。
座る時、足を床にぴったりとつけて背すじを伸ばして
椅子に座りましょう。肩は力を抜いた状態で、
背中と膝は腰と一直線になるはずです。
目は前方を見ているので、頭は前や後ろに傾いたりしません。
長時間足を組んだり、
脊椎を真っ直ぐに無理にし過ぎたりするのは
良い姿勢とは言えません。
椅子の背もたれを腰や背中の中ほどを支えるよう調整し、
背もたれクッションを使用しましょう。
また、長時間同じ姿勢で座ることを避けましょう。 

立っている場合でも同じことが頭や肩にも当てはまります。
快適な靴を履きましょう。
耳は、肩、腰、膝、足首よりも上にある状態が好ましいです。
膝は軽く力を抜き、肩は後ろに引き、
胸を張り、お腹を引っ込め、顎を上げましょう。
ハイヒールを履いたり、
胸を誇張しすぎるもの着たりするのも姿勢にはよくありません。 

一日数回ウォールチェック(壁を使った確認動作)を行いましょう

壁の前に立ち、踵、尾骨、肩甲骨、後ろ頭を壁につけます。
次にその姿勢を維持したまま、壁から離れます。
これを初めて行うと、自分の姿勢が実際どれくらい良いか、
または悪いかが分かります。
最も良い姿勢は、常にその次の姿勢です。
つまり、常に動き続けることなのです。
良い姿勢を維持しようとして歩き回ることで、
体自体がリセットされます。
ですから、少なくとも一時間に2回は
机を離れることが大切です。
さらにこの習慣は、脳機能を強化してくれます。 

1.一日を通して、座り方、立ち方、眠り方、
動き方をより意識することから始めましょう。
体は全て繋がっています。
あるものが正しくなければ、
全身がその影響を受ける可能性があります。
それが脊椎であれば、体は大きく影響を受けることとなります。 

2.カイロプラクティック治療は、
脊椎の調整や姿勢の改善に役立ちます。 

3.ピラティスやヨガといった普段の運動もまた、
姿勢の改善に役立ちます。
ストレッチは私たちが必要とする
柔軟性を高めてくれるとともに、
より強い筋肉を保つことに繋がります。
バランスを鍛えることで、テニスやゴルフ、
ランニング、ダンス、スキーといった
様々な活動の能力向上も図れます。 

4.インバージョンテーブルストレッチ(逆さぶら下がり健康器)は、
45度の角度で一日最大5~15分行いましょう。
これは脱水状態になった体を元に戻し、
椎間板の修復においては、
他のどの運動よりも効果があります。
また、主な腰痛治療に欠けている不可欠な部分でもあります。 

5.一日を通して、座る時も立つ時も
背すじを伸ばすことを忘れないようにすることが大切です。
スマホのリマインダーや付箋などを活用しましょう。
友人や家族、職場の同僚などに猫背になっていたら
教えてくれるように頼んでおくのもよいです。 

6.ボーンブロス(骨だしスープ)コラーゲンは、
筋肉、腱、靭帯、軟骨、椎間板、
他の結合組織の強さや柔軟性を維持してくれます。 

7.抗炎症食品
ブログを参考にしてみてください

ほんの少しの着実な変化がやがて大きな改善へとつながります。 

ぜひYouTubeで私のプレゼンテーション全体をご視聴ください。 

体を調整するための他の有効な手段は
エゴスキュー・メソッドです。
https://egoscuejapan.com/

https://drgibson1.hp.peraichi.com/