ココナッツオイルに含まれる、脳機能を高めるMCT | ドクター・ギブソンのブログ
今回は、ギブソン医師の患者や過去の多くの研究で、
ココナッツオイルについての
すばらしい結果を出した研究を紹介します。
ココナッツオイルに含まれる
主要な脂肪酸の中鎖脂肪酸(MCT)は、
アルツハイマー病のような重症の記憶障害を患っている
高齢者の認識能力を高めます。
それも、数ヶ月や数日の治療ではなく、
テーブルスプーン3杯(45ml)を1回服用した後です!
ココナッツオイルの中鎖脂肪酸(MCT)を食べると、
記憶障害を持っている高齢者の認識機能が素早く改善します。
これは、アルツハイマー病や認知症のような
変性状態を予防、改善するための、
ギブソン医師の脳のプロトコルの一部です。
この研究は、現在、すばらしい結果とともに
多くのクリニックで繰り返されています。
アルツハイマー病や軽度認知障害の患者に、
別々の日に、ココナッツオイル、
またはプラセボが与えられました。
ココナッツオイルを食べてわずか90分後に、
ケトン体であるβヒドロキシ酪酸の血漿中の
著しい増加が見られました。
アポリポタンパクE遺伝子型に応じて
、βヒドロキシ酪酸の量は、
上昇し続けるか、または、
90〜120分の採血で一定量を保っていました。
意外なことに、認識力テストから、
研究グループでの、このMCTの短時間の処理が、
認知機能を評価するためのテストのADAS-cog(アルツハイマー病評価尺度)の
4科目の改善を促進させたことが明らかになりました。
さらに、プラセボと比較して、
すべての被験者全体でMCT処方後のケトン量が
高ければ高いほど、パラグラフ想起能力の改善が
大きいという関連がありました。
この研究は、5回の訪問形式の、
二重盲検法(ダブルブラインドテスト)で行われました。
各訪問で、被験者は、ランダムに選ばれた注文で、
ココナッツオイルのMCT、
またはプラセボの長鎖脂肪酸を受け取ります。
いずれも、カロリーは同じです(690カロリー)。
MCT (45 ml)は150 mlのヘビークリーム(乳脂肪分が36%~40%のクリーム)と
ブレンドされ、乳化してテストサンプルを作ります。
ヘビークリーム単体(235 ml)はプラセボとして、ブレンドされます。
被験者は、試験前日の午後8時から一晩絶食してもらいます。
朝、到着したら、採血して
血漿中のβヒドロキシ酪酸の量を調べます。
また初回のみ、アポリポタンパクEの遺伝子型を調べます。
その後被験者は、試験用の飲み物を飲み、
90分間静かに休息をとります。
90分後、採血と30分間の認知試験を行います。
試験後に、最後の採血が行われます。
どのように中鎖脂肪酸が働くのか
ココナッツオイル1回の処方が、
アルツハイマー病のような重篤な認知障害を
患っている人たちの認知機能を、
どのようにほぼ即時に改善させるのでしょうか?
あるメカニズムが、
脳の特異的な代謝に必要なものと、
MCTそれ自体の構造から見出されました。
エネルギー不足の脳の最初の燃料源はグルコースです。
インスリン抵抗性や代謝低下が
脳内で起こっているときは、
脳の機能と構造が妥協します。
ケトン体がかなり必要とされる
グルコースの代替燃料源として供給され、
脳内の代謝プロセスを再び元気にします。
その結果、認知機能のほぼ即時の改善が起こるのです。
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