アボカドの驚くべき健康効果と栄養価について | ドクター・ギブソンのブログ
「森のバター」とも呼ばれる栄養豊富なアボカドは
善玉コレステロールを増加させ、
炎症を軽減することで心臓の健康を全般的に改善します。
さらに、アボカドには多くのビタミンとミネラルが含まれています。
アボカドの品種は多岐にわたり、
サイズは数オンスから数ポンドまでと幅広く、
皮の色は鮮やかな緑色から黒色まで、
表面も滑らかなものから粒状のものまで様々です。
アメリカでは、カリフォルニア州、フロリダ州、
ハワイ州、テキサス州でアボカドが栽培され
その品種ごとに独特の風味があります。
健康効果
アボカドはどのように調理しても、栄養価が高く
脳の活性化にも寄与するといわれています。
アボカドに含まれる栄養素をより詳しく見てみましょう。
健康にいい脂質
前述のように、アボカドには健康的な脂質が豊富です。
他の脂質とは異なり、アボカドの脂質は善玉HDLコレステロールの値を上げ、
中性脂肪を下げる効果があります。
食物繊維
アボカドは食物繊維、特に水溶性食物繊維が豊富で、
排便を促し、糖代謝を調節し、血中コレステロール値を下げます。
ビタミン
アボカドはビタミンA、C、E、K、葉酸などのBビタミンなど、
多くのビタミンの良い供給源です。
ミネラル
グラム当たりで比較すると、
アボカドはバナナよりも多くのカリウムを含んでいます。
カリウムは神経インパルスの伝達、筋収縮、心機能にとって重要です。
また多くのマグネシウムも含んでおり、
炭水化物と脂質を代謝するのに役立ちます。
ミネラル豊富な土壌で栽培されたアボカドには、
その他の微量ミネラルも豊富に含まれます。
カルシウム、銅、亜鉛、マンガン、鉄、
その他多数が少量ずつ含まれています。
9種類のアミノ酸が含まれているため、優れたタンパク質源でもあります。
その他栄養素
ルテインは白内障や黄斑変性症などの
眼疾患から守るのに役立つと考えられているカロテノイドの一種です。
また、ベータシトステロールは現在、
心血管疾患やがんのリスクを減らす能力について
研究されている植物ステロールの一種も含んでいます。
アボカドの選び方、調理法、保存法、食べ方
選び方
アボカドを購入する際は、しっかりとしていて、
サイズの割に重く、傷のない果実を選びましょう。
調理法
柔らかさを確認しましょう。
指で軽く押してみて、へこみが残らない時が食べ頃です。
硬い場合は室温で数日置けば熟します。
早めに食べたい場合は、
袋に入れておいておくことで熟すまでの期間を短縮することができます。
食べる前にはしっかりと表面を洗いましょう。
アボカドを切るには、種の周りを縦に切り、
種に沿ってくるっと一周させてから
両側を手で持ってひねることでキレイに半分に割ることができます。
スプーンで種を取り出し、包丁(または指)で皮をむきます。
スプーンで果実をすくい出してそのまま食べることもできます。
保存法
切ったアボカドは茶色く変色してしまうため、
レモンやライムの汁に浸しましょう。
プラスチック製食品保存容器に入れるか
ラップして冷蔵庫に入れておくことで3〜4日保存可能です。
用途
アボカドはアボカドディップを作るためだけに使われるわけではありません
(アボカドディップはとてもおいしいものですが)。
アボカドは、パン、トースト、ベーグル、イングリッシュマフィンの
バターやクリームチーズの健康的な代替品として、
またサワークリームなどの代わりとして使えます。
アボカドは巻きずしにしたり、スープ、サラダ、
付け合わせとしてもよく合います。
アボカドはバランスの取れた食事の一部として食べるといいでしょう。