あなたのビタミンCは本物ですか? | ドクター・ギブソンのブログ - ネオセルプラス|脳への必須栄養素ト

あなたのビタミンCは本物ですか? | ドクター・ギブソンのブログ

壊血病は、
ビタミンC欠乏状態が数週間から
数カ月続くと起こる病気です。
壊血病は、かつて世界で
数百万人の船員や数千人の農民が命をなくす、
よく見られる問題でした。
当時、その原因は不明であり、
不吉な迷信や悪運だと言われていました。 

その後、1747年にスコットランドの医師ジェームズ・リンドが
治療法を思いつきました。
彼は、豊富な柑橘類を積んで戻ってきた船の船員は、
誰一人として壊血病で
亡くなっていないという事実を発見しました。 
このような奇跡的な結果でさえ、
彼が医療施設に柑橘類を
壊血病の予防と治療の両方として
受け入れるよう説得するのに、ほぼ30年かかりました。 

イギリス人は、壊血病の予防として
船にライムジュースを乗せていたため、
「ライミー」というあだ名で知られるようになりました。
イギリス海軍は、毎年数万人の船員を失うことなく、
信じられないほど強くなりました。
これが、イギリスを世界史上で
最も強力な海軍と最大の帝国にした、
イギリスの最も強力な秘密兵器になりました。 
すべてビタミンCのおかげです。 

海軍は繁栄しましたが、
世界中では、未だ何百万人の貧しい人たちが
壊血病で亡くなっていました。
1928 年、転機が訪れます。
セントジェンジ・アルベルトが、
「ヘキスロン酸」と呼ぶ物質を単離しました。
1933年には、ノーマン・ハースが
その単純な化学構造を推定し、
壊血病を防ぐ酸
「アスコルビン酸(a (anti) = 抗、scorbic = 壊血病の、 acid = 酸 )」
と名付けました。 

今日売られているビタミンCのほとんどは、
硫酸とコーンシロップから作られた合成ビタミンCです。
このアスコルビン酸は、ないよりはマシですが、
本物のビタミンCに比べたら、効果がとても弱いです。
では、本物のビタミンCとは何でしょう?
それは、食べ物由来のものです。
サプリメントに使われる一般的な原材料には、
ローズヒップやアセロラ、
チェリーやベリー類などが含まれます。
私の好きな材料の一つは、
ビートの根や葉で、
70種類の異なるアスコルビン酸塩ミネラルの形態の
ビタミンCを作り出すことができます。 

ビタミンCの免疫機能を最適化する能力は
よく知られています。
細菌やウィルス、他の微生物感染に対する
体の闘いにとても役立ち、
予防と治療の両方によく使われます。
これは、過去20年間以上、
SARS−COVID−1(COVID−19の双子のようなウィルス)や
他のコロナウィルスで徹底的に研究されてきました。
ビタミンCは、ワクチン、抗ウィルス剤、
またどの医薬品よりも、予防や患者への治療において、
例外なく、より良い成功をおさめてきました。
さらに良いことに、
医薬品が持つ危険な副作用はありません。
ビタミンCと亜鉛を組み合わせると、
さらに良い結果が得られます。
100%の予防及び治療指数は、
ビタミンC、ビタミンD3+ビタミンK2、
ビタミンA、ビタミンE及び
亜鉛を患者に使った時に見られました。 

風邪、インフルエンザ、
免疫機能を高めるだけではなく、
ビタミンCはガンや心臓発作、脳卒中、
関節炎、及び白内障において、
奇跡的な予防効果を示します。
酸化ストレスダメージを弱め、
炎症を減らし、細胞修復を増やす作用の組み合わせで、
これらの問題を予防しているのです。 

世界の99.9%の動物は、
自分でビタミンCを作り出します。
不運なことに、
人間は低アスコルビン酸血症と呼ばれる、
ビタミンC産生能力の無さに苦しんでいます。
これは、なぜ人間がそう長生きできないのかという理由を
部分的に説明しています。
犬は2歳で成熟し、
その成熟期間の少なくとも7倍、
つまり14年間生きます。 
人間は20〜25歳で成熟します。 
私たちが自分の体でアスコルビン酸ミネラルを
生成することができるならば、
私たちの生命の可能性は少なくとも
140年から175年であるべきです。 

ビタミンCが豊富な食品を毎日食べ、
食品ベースのビタミンCを補い、
ビタミンCを十分に摂取しましょう。 
私は1日あたり約1,000mgを補給します。
もし 私が病気を治療している場合は、
他の免疫ブースターと一緒に、
1時間あたり1,000 mgの摂取になるかもしれません。 

私は、ローテーションで利用できる限り多くの、
異なる原材料を使用します。 
植物の「本物のビタミンC」の量は、
単なる合成アスコルビン酸よりも
約10倍強力であることを忘れないでください。
ビタミンCが豊富な食品を紹介します

ブロッコリー、チェリー、プラム、ブルーベリー、
ブラックベリー、ラズベリー、シソの葉、
キムチ、ローズヒップ、ゆず、みかん、
その他の柑橘類、スグリ、エルダーベリー(ニワトコ)、
小松菜、ピーマン、トマト 、
柿、濃い緑の葉野菜。 

最良の結果を得るためにも、
これらは生で食べるか、
軽く蒸して食べるのがオススメです。